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新高橋|運河の交差点を間近に望むブルーブリッジ(江東区-小名木川)

新高橋 ブリッジ
新高橋
ブリッジ

新高橋(しんたかばし)は、小名木川(おなぎがわ)にかかる新しい高橋。新しくない高橋はここから4つ隅田川寄りの高橋(たかばし)。なぜこの橋が“新”なのか。その理由は定かでないけれど、新旧というよりも、作られた順番(高橋の次にできた)という説がどうやら信ぴょう性高めです。

高橋/清澄白河と森下をつなぐ由緒ある名橋(江東区-小名木川)
小名木川にかかる高橋(たかばし)。隅田川から数えて2番目の橋です。清澄通り上にあって、深川エリアをタテにつなぐ重要な橋です。この小名木川の南北で、神社の氏子が「深川神明宮」と「富岡八幡宮」とで分かれます。つまり祭が違います。
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新高橋上からの風景

新高橋

新高橋から東側を望む

少し曇っていますが、運河の交差点を間近に眺められるグッドビューです。正面に伸びているのは小名木川、目の前を左右に横切っているのは大横川(おおよこがわ)です。いずれも江東区を代表する名運河です。

そして、奥に見えるのは新扇橋(しんおおぎばし)ですが、このすぐ東側には扇橋閘門(おうぎばしこうもん)があります。“こうもん”とは少々物騒な名称ですが、スムーズな水運のためには欠かすことのできない重要な役割を果たしています。

閘門(こうもん)
水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置である。閘門の特徴は、固定された閘室(前後を仕切った空間)内の水位を変えられることで、これに対して同じく船を上下させるための装置であるケーソン水門(Caisson lock)、船舶昇降機、運河用のインクライン(Canal inclined plane)などでは閘室自体を上下させる。 ~wikipediaより抜粋~

つまり、パナマ運河の超ミニ版ですね。小名木川のほぼ中央に位置する扇橋閘門で、東西の水位をそろえてあげることで、船舶の移動を助けているんです。

扇橋閘門の詳細や、たまに開かれる見学会の情報は、東京都建設局のWEBサイトに掲載されています。

扇橋閘門|東京都建設局

新高橋

新高橋から西側を望む

こちらは西側の眺めです。左側に見えるのはプラザ元加賀。リノベーション用にも大人気のビッグコミュニティーです。隣に見えるのは大富橋(おおとみばし)です。大富橋の上を走るのは、江東区を南北に縦断する三つ目通り。三つ目通りの少し北に行くと都営新宿線の菊川駅、南に行くと木場~辰巳と湾岸エリアということになります。

新高橋がある風景

新高橋

新高橋は立派なトラス橋。少しくすんだブルーの塗装は、江東区の運河にかかる橋としてベーシックな装いです。

新高橋

橋の周りの川べりは遊歩道が整備されています。

新高橋

新高橋の下はくぐれます。

新高橋

立派なトラス構造。繊細で力強い骨組みは、さながら女性アスリートのようですね。

新高橋

とても立派な親柱。モチーフはなんなのでしょう。ちょっとスーパーマリオっぽい。

新高橋

別バージョンの親柱も。これもまたなにか由緒ありげだけど、元ネタわからず。

おしまい

景色 3.0
容姿 3.0
価値 1.0

価値がないわけではないのですが、わざわざ訪れたくなる&訪れるべきかと問われると、そうでもない。すぐ近くの新扇橋や高橋、そしてシーラカンスの西深川橋に比べると、ちょっと地味。でも橋の上からの景色はよいから、お散歩コースにはもってこい。ランニングしていても、ついつい橋の上で足を止めちゃう、そんな橋です。

西深川橋|なぜこんなところにシーラカンスが?(江東区-小名木川)
小名木川にかかる西深川橋(にしふかがわばし)。隅田川から数えて3番目の橋です。青い鉄骨が印象的な姿をしていますが、近寄るとやけにど迫力のシーラカンス像以外目に入らなくなる、不憫な橋です。

おまけ写真

スカイツリーもみえます。

新高橋

南詰から眺めた新高橋

【プロフィール】
はいかいちゃん

30代後半、東京のどちらかと言えば東側で暮らしている美人姉妹の父。それなりに多忙な仕事と育児の合間を縫って、せっせと街や川辺や密林をはいかいしています。好きなモノやコトは、歩く、食べる、酒、旅、買いもの、本、写真、春秋、建物、007、自宅、妻子

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