清州橋/隅田川一美しい、スカイブルーの鉄製つり橋(江東区-清澄白河駅、中央区-水天宮前駅)

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隅田川で一番美しいとも言われている清州橋(きよすはし)。私もそう思います。長きに渡る長寿命化およびライトアップリニューアル(LED化)が終わり、再びその麗しい姿で行き交う人々を楽しませています。上を走るのは、その名も清州橋通り(都道474号浜町北砂町線)、長さは186.2m、幅は25.9m。東京に住むものなら一度は渡るべき名橋です!

 

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清洲橋の読みは、“きよすはし”である

清洲橋

まず初めに読み方の確認。正解は、“きよすはし”です。

私もつい最近まで“きよすばし”だと勘違いしていたのですが、違います。ご注意を。

 

清州橋は国の重要文化財

2007年6月18日、清州橋は隅田川にかかる永代橋(えいたいばし)・勝鬨橋(かちどきばし)と共に、国の重要文化財に指定されています。

もともとは関東大震災復興事業によって、1928年に建造されました。自碇式連続補剛吊橋という構造は建造当初からのもの。放物線上の優美な外観は、力学的合理性に基づく近代的橋梁の到達点のひとつです。

もともとは、ドイツのケルン市を流れるライン河に架かっているヒンデンブルグ橋をモデルとして設計されました。

たおやかでなで肩感のある女性的なプロポーションは当時のまま。とってもステキです。

「清州橋(きよすばし)」という名前は、深川・清澄町と、日本橋・中州町を結ぶ橋であることから、それぞれの町名から1文字ずつとってつけられました。清澄白河の印象が強いので、つい清澄橋(きよすみばし)と言いたくなってしまいますが、清澄橋はちゃんと別にあります。清澄庭園のすぐ南、仙台堀川にかかる小さな良橋です。

 

桜の時期、橋上から眺めはもう最高!

清澄橋/桜舞い散る花見の特等席(江東区-仙台堀川)
江東区を流れる歴史のある運河・仙台堀川(せんだいぼりかわ)に架かる、清澄橋です。清澄庭園&清澄公園の裏手にあり、この橋を渡ると門前仲町に入ったなーと感覚的には思う、そんなロケーションです。清澄白河のオシャレトライアングル至近!

 

清州橋からの風景

まずは北側(上流側)。すぐ上流に小名木川が流れ込んでいるので、とても広々とした川面が広がっています。ほぼ正面に東京スカイツリー。

左奥に見えるのは、オレンジ色の柱が印象的な新大橋です。

 

南側(河口側)は、隅田川がしばらく真っ直ぐなため、隅田川大橋、永代橋、中央大橋と、3っつの橋が見通せます。

とは言え、隣の隅田川大橋の真上を首都高速が走っているため、景観としては微妙ですね。

 

 

清州橋がある風景

ケルンの眺めをご存知でしょうか?

小名木川の一番隅田川寄りに架かる萬年橋の北端からの眺めをこう呼びます。

ここから前方に見える清州橋は、ドイツ ケルン市に架けられたライン川の吊り橋をモデルにしております。この場所からの眺めが一番美しいと言われています。 ~抜粋~

現地ドイツの風景と似ているかどうかはわかりませんが、確かによい眺め。個人的にも大好きな風景です。

この写真は、工事中に撮影しました

 

詳しくは、こちらの記事をどうぞ。

清澄橋/桜舞い散る花見の特等席(江東区-仙台堀川)
江東区を流れる歴史のある運河・仙台堀川(せんだいぼりかわ)に架かる、清澄橋です。清澄庭園&清澄公園の裏手にあり、この橋を渡ると門前仲町に入ったなーと感覚的には思う、そんなロケーションです。清澄白河のオシャレトライアングル至近!

 

清州橋付近の隅田川は、両岸に遊歩道・隅田川テラスが整備されており、散歩やランニングする人に大人気。どこから見ても絵になる清州橋ですが、一番のオススメはLYURO東京清澄リューロとうきょうきよすみ)からの眺めです。併設されたPITMANS(ピットマンズ)では、新鮮なクラフトビールも購入できます。ビールを飲みながら眺める晴れた日の清州橋は、私の中の京の風景10選に堂々ランクインしています。

左奥に見えるのがLYURO東京清澄です。

清洲橋

清洲橋北西の川沿い遊歩道からの眺め。花壇が整備されていて、とてもよいです。

清洲橋

清洲橋の東詰からの眺め。

清洲橋のすぐ東、隅田川に沿って南北に走っているのは佐賀町河岸通り。

清州橋のディテールに萌える

ガス灯のような明かりのデザイン、等間隔で並んだ吊鎖、インダストリアルな結節部分など、ぐぐっと近づいて見る清州橋もまたステキです。離れた位置から見ると女性的な清州橋ですが、至近距離の清州橋は男性的な魅力にあふれています。

LEDで生まれ変わった夜の清州橋

リニューアル工事で生まれ変わった、清州橋のライトアップ。

公示前はピンクの明かりでしたが、現在は橋の色と同じブルーの明かりで彩られています。

(近日中に撮影予定です。ご容赦ください…)

 

土木学会選奨土木遺産・清洲橋

清洲橋は、土木学会が選定する第一回の選奨土木遺産にも選定されています。

「復興は橋より」という合言葉の元、関東大震災の復興事業のシンボルとして川下の永代橋とともに再建が計画されました。男性的な永代橋と優美な清洲橋、この東京を代表する二橋をセットで、土木遺産として登録されたのです。

選定の理由のひとつにはこのようにあります。納得の一文です。

清洲橋は、美しさを追求した特殊な吊橋である。

 

清州橋付近のオススメスポット

清州橋周辺は、楽しいスポットがたくさん!

それもそのはず、西に渡れば最近大人気の清澄白河東に渡れば老舗と新店が良い感じで混ざり合う日本橋人形町です。

 

清澄白河側のオススメ

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日本橋人形町側のオススメ

【公式】HAMACHO HOTEL TOKYO
江戸の風情と下町情緒を併せもつ東京日本橋浜町。コンパクトながらすぐ近くに緑を感じられる客室、まちのリビングのように誰もが気軽に利用できるラウンジやレストラン、ショップなどを通して、浜町“自家製”のおもてなしを、感じ、お楽しみください。
http://hamacho.jp/hamahouse/

あと、公式サイトはないようですが、大金鳥店も超おすすめです。我が家は、鶏肉はもちろん、鴨肉の切り落としを買って、冷凍庫に常備しています。おいしい鴨南蛮が、いつでも自宅で食べられます。

 

おしまい

景色 ★★★★★

容姿 ★★★★★

価値 ★★★★

限りなく満点に近い清州橋。見てよし、渡ってよし、くぐってよし。近づいてよし、離れてよし、触ってよし。ほぼ完全無欠なスーパーブリッジは、これまでもこれからも隅田川を代表する名橋です。落ち込んだりもするけれど、清州橋さえあればなんとか頑張っていける気がします。

行き方(アクセス):「清澄白河駅」徒歩8分、「水天宮前駅」徒歩10分、「浜町駅」徒歩10分

 

おまけPHOTO

 

【プロフィール】
はいかいちゃん

30代後半、東京のどちらかと言えば東側で暮らしている美人姉妹の父。それなりに多忙な仕事と育児の合間を縫って、せっせと街や川辺や密林をはいかいしています。好きなモノやコトは、歩く、食べる、酒、旅、買いもの、本、写真、春秋、建物、007、自宅、妻子

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