ファミマことファミリーマートのお母さん食堂の冷凍チャーハン、さっぽろ純連監修チャーハンを紹介します。300g入278円とたいへんリーズナブルなお値段。お母さん食堂にはほかにも2種類の冷凍チャーハンがありますが、巷の名店とコラボレーションしているのはこのさっぽろ純連監修チャーハンのみ!お母さん食堂初のコラボ商品でもあり、ファミマの本気が凝縮した一品とも言えるのではないでしょうか。美味しいです。
さっぽろ純連監修チャーハン、実食
家の電子レンジで600w/4分40秒加熱して完成です。
凍ったままの状態で、袋の端を切り、そのまま電子レンジで加熱します。加熱が終わったらお皿に盛り付けて、できあがり。
調理方法は、ファミマのお母さん食堂から発売されているほかの冷凍チャーハンとまったく同じ。製造元が異なるのにもかかわらずここは共通なので、開発手法や発注仕様が気になるところです。
フライパンを使っての直火調理をオススメしているところも共通です(しないけど)。
できあがりの印象は、かなりしっとり。加熱後、袋からお皿にだすと、袋の形でズルッと出てくるイメージ。上の画像は、スプーンでかなりほぐして&ならして撮影しました。こうやってみるとわかりませんが、パラパラという感じではありません。
とは言え、たべた感じは悪い印象ではなく、ごはん&チャーシュー&卵にしっかりと味が染み込んでいて、一口一口食べ応えがあります。ビール無しのリモートワーク飯としては、「これもあり」と思わせる味わいです。お湿りありの休日ランチだとちょっと水分過剰かな。笑
一袋300gで278円。100gあたりの値段は93円と、なかなかのコスパ。お母さん食堂のフラッグシップである極うまチャーシュー炒飯(100円@100g)と比べても少し安いくらい。名店コラボというロイヤリティーがのっかってこの値段というのは、どういう設定なんでしょう。具材の少なさかしら。
具材を確認してみましょう
具材と調味料の確認です。
- 米(国産)
- 液卵
- 焼豚
究極のシンプル材料です。むしろこれらが入っていなかったらチャーハンとみなされないのではないかというほどミニマムな構成です。ということは、このほかの調味料や調理方法に「さっぽろ純連」ならではの秘密が隠されているのでしょう!
確かに、シンプルすぎる構成だからこそか、それぞれの具材がぐいぐい主張してきます。チャーシューは、サイズこそ中くらいですが、味わいの強度はかなりのもの。
調味料で気になるのは、以下のあたり。
- ポークエキス
- たん白加水分解物
- 発酵調味料
- 香味食用油
- しょうゆペースト
- いため油(ラード、なたね油、パーム油)
発酵調味料あたりがポイント?
ちなみにさっぽろ純連監修チャーハンの発売時にでたニュースリリースをみると、このような宣伝文句が踊っています。
「さっぽろ純連監修チャーハン」は、「さっぽろ純連」の味を再現するため、ラードでコクを出し、高温でパラっと炒めて香ばしさを実現!焼き豚は、豚肉に醤油ダレをよく浸み込ませて仕上げました。
公式サイトから転載
焼き豚と卵の王道かつシンプルな組み合わせで、チャーハン本来の味わいがお楽しみいただけます。
ラードか… よくわかりません。笑
さっぽろ純連監修チャーハンは、マルハニチロ製造
さっぽろ純連監修チャーハンを製造しているのは、マルハニチロの大江工場(山形県)です。言わずと知れた冷凍食品業界の雄です。
なかでも冷凍チャーハンには力を注いでおり、あおり炒めの焼豚炒飯は、冷凍チャーハンファンの中でも1位2位を争う大人気商品! 私もけっこう好き。
このあたりにも、ファミリーマートのさっぽろ純連監修チャーハンにかける熱量が感じられますよね。
さっぽろ純連監修チャーハンの★評価
評価
かなり点数高めです。食べるシチュエーション(ビールの有無)にもよりますが、忙しい平日のお昼ご飯にはもってこいの一品。冷凍食品のしっとり系はそんなに好みじゃないんですが、このさっぽろ純連監修チャーハンの味付けだと、私としては「あり」でした。
なかなかいいですよ。
「さっぽろ純連」とは?
「さっぽろ純連」は昭和39年に創業された、札幌中心部の南・澄川駅そばにある人気店。現店主(村中教愛氏)のお母さん(村中明子氏)が苦労を重ねて現在の味をつくりだしたということです。味噌ラーメンに加え、チャーハンもお店の看板商品として、全国から訪れるファンから不動の人気を誇っています。
店舗データ
営業時間 11:00〜21:00
定休日 無休
公式サイト http://www.junren.co.jp/
公式サイト(発売時のニュースリリース)で掲載されていた画像です。こうしてみると、実物とはチャーシューのサイズやごはんの色味が実物とかなり違う印象です。
チャーシューの量は、下から掘り起こして上に散らせば、この程度の数にはなるのかもしれませんけど。笑
セブンプレミアムの冷食チャーハン三羽烏も強敵です。冷凍チャーハン業界は、リモートワーク浸透での冷食需要増加を追い風に、いよいよ多士済々といった様相ですね!