上野公園の西郷さんの裏側から、JR「上野駅」のパンダ橋口改札へと、上野駅を空から大跨ぎすることができる、その名もパンダ橋。名前の由来は、おそらく深い意味はないのでしょう。上野と言えば、パンダ!!! 問答無用。
パンダ橋からの風景
橋上から南側を望む
橋上から北側を望む
駅の真上に架かる陸橋のため、橋の両側は背の高いフェンスがあるので、あまり眺めはよくありません。その代わり、広い橋の歩道と空だけが見える、閉ざされた大空間が広がっています。天気がよいと、とっても気持ちいい!
パンダ橋がある風景
上野公園側から、パンダ橋口側を望む
パンダ橋口側から、上野公園側を望む
上野公園側には少し段差があり、階段で10数段分高くなっています。ここからパンダ橋口方向を眺めると、上野の東エリアに広がる雑居ビル群が一望できます。
逆に上野公園側を眺めると、見えるのは森。とても両極端で上野というエリアを象徴するようなコントラストです。
パンダ橋にまつわるあれこれ
JR「上野駅」パンダ橋口改札
パンダ像...
タマゴが先か、ニワトリが先か、とにかくぱんだ橋の東詰めにはJR「上野駅」のパンダ橋口という改札があり、その横にはどーーーーーん!と大きいパンダ像(とそれに抱かれた中くらいのサイズのパンダ像?)が鎮座しています。
場所柄か、オープンにはできなかったようで、しっかりとガラスの壁に囲まれいているパンダは、その豪快なサイズを持て余しながら、窮屈そうに座っています。
ちなみにパンダ橋口は、もともと入谷口(いりやぐち)という名前でした。入谷という地名があまりよいイメージがないためか、上野の良いイメージの極北である”パンダ”に取って代わられた模様です。
もともとの名称は上野公園東西自由通路とのことです。竣工2000年の、ミレニアム橋ですね。
おしまい
景色 ★★★
容姿 ★
価値 ★★
橋というよりも、上野駅の西と東をつなぐバイパスといった方がしっくりくる、知る人ぞ知る空中回廊。空は広く、人通りもそれほど多くなく、パカーンと開けた気持ちの良い空間です。ベンチがあったら、超オススメのさぼりスポットになりますね。
行き方(アクセス):JR「上野駅」パンダ橋口改札付近