東京で安産祈願と言えば水天宮。その水天宮から道を挟んで斜向かいにある昔ながらの喫茶店がシェルブール。詳しい事情はわからないけれど、2階店舗の1階部分はまさかの傘屋。卵が先か、鶏が先か。とにもかくにも、素朴で少しトリッキーな人気モーニングを食べにぜひどうぞ。
シェルブールは千の夏を超え、水天宮であなたを待つ。
シェルブールは水天宮前駅から徒歩2分
シェルブールの最寄駅、つまり水天宮の最寄駅は、東京メトロ 半蔵門線の水天宮前駅。
三越前駅と清澄白河駅の間、渋谷駅からは20分ほどのところにあります。
シェルブール前からみた水天宮
真上過ぎて地下駅である水天宮前駅の出口からは少し離れているけれど、どの出口からでても徒歩1～2分ほどで到着します。
駅から直接向かうなら、オススメはロイヤルパークホテル直結の［4］番出口。
地上にあがってすぐ目の前を走る大通りを右方向へ。そのまままっすぐ行くと水天宮につきますが、その少しだけ手前で通りの向かい側に、「傘のアイバ」そして「喫茶 軽食 シェルブール」の青い看板が眺められます。
その佇まいが、なんともいい感じなんだよなぁ。
好き。
シェルブール
水天宮の公式サイトはこちらです。
http://www.suitengu.or.jp/anzan/
シェルブールでモーニングをいただきました
シェルブールの創業は1980年、2020年40歳。私と同い年です。
不惑。それなりに老舗ですが、下階の傘のアイバはなんと創業明治12年。1879年生まれの141歳。すごすぎます。
そんなプチ老舗のシェルブールですが、特製のモーニングがとてもいい感じ。
水天宮前とはつまり人形町なので、いろいろよいところがありそうなもんですが、よい感じの喫茶店は意外と少ないんですよね。
店内はこんな感じです。
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私が注文したのは、モーニングのCセット550円。その名も「焼サンドウィッチ」のセット！
焼サンドウィッチ
ホットサンドに目がない私は迷わずこちらを選びましたが、出てきた姿は想像の斜め上をいってました。
「焼サンドウィッチ=ホットサンドイッチ」という思い込みをガツンと裏切られ、目の前に出てきたのは1枚の食パンを中央からぐにんと曲げた三角形のBLT?サンド。
食パンにはしっかりと焦げ目ついてパリパリサクサクなので、確かに”焼”かれています。
焼サンドウィッチとはこういうものだったのか。
イメージとはまったく違いましたが、美味しいんですよ。
ランチだといまいちかもしれないけれど、強めにトーストされた食パンが口内を刺激して、モーニングとしては最高の食感を醸し出しています。
さすがプチ老舗。
Aセット（厚切トースト）
ちなみに同行の奥さまが注文したのは、Aセット550円。厚切トーストのセット。
3つ切のトーストにたっぷり塗られたバター。厚切りのハムに半熟の目玉焼きがとても美味しいそう。
さすがAセット、という瑞々しくもどっしりとした安定感です。
ごちそうさまでした。
おしまい
安産祈願に一度訪れると、その後もお宮参りやなんやで通ってしまう水天宮。混雑を避けて朝一番に訪れるとなると、モーニングを近くで食べたいなーなんて気分になるんですよね。そんなときのファーストチョイスがシェルブール。
ランチはナポリタンが美味しいらしいけど、残念ながら食べたことはありません。
美味しいのかな？
我が家の姉妹も、シェルブールの雨傘よろしくカトリーヌ・ドヌーヴにあやかりゴージャスな美人に成長してくれることでしょう。
店舗データ
営業時間 7:00～17:00（モーニングは～10:45）
定休日 不定休
電話番号 03-3666-9037
このフォント、間が抜けた感じが好き。
シェルブール看板
