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末広橋/木場公園の中央西側、要所を渡す良い橋(江東区-仙台堀川)

ブリッジ
ブリッジ

深川を代表する運河・仙台堀川にかかり、木場公園の西端に沿って走る三ツ目通りを南北に渡している末広橋(すえひろばし) です。橋のそこかしこにあるのは、末広がりの象徴である扇のモチーフ。遠目にはちょっと地味ですが、近づいてみるとなんだかめでたい雰囲気の良い橋です。

 

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末広橋からの風景

末広橋の東側

末広橋の上から眺める、東西に一直線に流れる仙台堀川の東側です。

目の前に大きく見えるのは木場公園の敷地を空中でつなぐ大歩道橋・木場公園大橋です。主塔の高さは59mと、高い建物が比較的少ない江東区の中でひときわ目立ち、江東区を代表する建築物と言えるでしょう。

その奥に見えるブルーのトラス橋は崎川橋(さきかわばし)。その昔、永井荷風もさんぽの途中に立ち寄ったと言われる、隠れ名橋です。

崎川橋/木場公園東、荷風も歩いた瀟洒なトラス橋(江東区-小名木川)
南北に細長い木場公園の中央あたりを東西に流れる仙台堀川(せんだいぼりかわ)。その仙台堀川に架かり、公園敷地の東端を南北につないでいるのが崎川橋(さきかわばし)です。ちなみに西端は 末広橋(すえひろばし)。近年塗りなおされた濃い空色のトラス橋は、凝ったディテールがさんぽ者を楽しませています。かつて永井荷風もこの上を歩いたという記録も残っています。

 

崎川橋の西側

こちらは西側の眺め。江東区の運河は橋と橋の間隔がとても短いのですが、ここは少し離れています。小さく見える橋の手前に平久橋との合流地点があったりするのも、間隔があいてる原因かもしれませんね。

橋の名前は亀久橋(かめひさばし)。萬年橋、福壽橋、東富橋とともに、江東区指定都市景観重要建造物に指定されている名橋です。桜の時期は特に美しく、付近は多くの人出でにぎわいます。

亀久橋/運河にかかるめでたい名前&歴史的名橋(江東区-仙台堀川)
江東区を流れる風流な運河・仙台堀川(せんだいぼりがわ)に架かる、亀久橋(かめひさばし)です。清澄白河のサードウェーブな人気珈琲店が集中する平野と、門前仲町のすぐ北エリア・冬木をつないでいます。南北の親柱にはステキなステンドグラスの装飾が。 

 

末広橋がある風景

南西側にある川沿い遊歩道からみた末広橋です。欄干にある扇のモチーフがよく見えます。

地味な橋ではありますが、奥がすぐ木場公園のため高い建物がなく目線が抜けます。ロケーションにはとても恵まれいますね。

これは同じく北東遊歩道から見た末広橋です。

 

末広橋と木場公園の南側敷地の間には交通量の多い幹線道路・葛西橋通りが走っています。仙台堀川のすぐ南側から葛西橋通りの間は、ちょっとした遊歩道と花壇が整備されたスペースになっています。

 

ちなみに末広橋と言う名前の橋は、東京にもう一つあるようです。

場所は日の出桟橋のすぐ近く。訪れたことはないので、いつか機会を見つけて写真を撮ってこようと思います。

 

おしまい

景色 ★★

容姿 ★★

価値 ★★

橋単体ではこれといった見どころがないのですが、交通の要所側にあり、実は下を流れる仙台堀川も一級河川。重要な橋であることは間違いありません。わざわざ行くというよりも、近くを通りかかることは大いにある橋なので、ぜひその際は扇を撫でて、しばし景色をお楽しみください。

 

おまけ

扇越しの木場公園大橋。なんだかめでたい雰囲気。

仙台堀川は一級河川。実は最近知りました。

【プロフィール】
はいかいちゃん

30代後半、東京のどちらかと言えば東側で暮らしている美人姉妹の父。それなりに多忙な仕事と育児の合間を縫って、せっせと街や川辺や密林をはいかいしています。好きなモノやコトは、歩く、食べる、酒、旅、買いもの、本、写真、春秋、建物、007、自宅、妻子

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