言わずもがな、我が家は現在カリタのコーヒーグラインダー&コーノ式ハンドドリップで毎日コーヒーを愛飲しています。ですが、リモートワークの完全定着によってコーヒーを飲む頻度が飛躍的に増え、コーヒーライフを少し改善したくなってきました。つまり、めんどくさいんです。もっと手軽に美味しいコーヒーを飲みたい!そんな時、ググッと購入希望アイテムに上がってきたのが、デロンギが誇るコーヒーアイテムたち。
最高峰は全自動コーヒーメーカーだけど、それ以外もそれぞれ魅力的。ついでに、マルチダイナミックヒーターも欲しくなってしまった…
全自動コーヒーマシン|デロンギ オーテンティカ(AUTENTICA)
ブラットピットが「Perfetto,from bean to cup.」と言ったか言わないかはしらないけれど、まさに全自動。お気に入りの豆を機械に入れてさえおけば、ボタンひとつで自分の好きなテイストの、自分の好きな濃さのコーヒーが、自分の好きな量淹れてくれる、最高に手軽なスーパーマシンです。
こんなに楽していいんだろか…
もちろんこれだけ高品質なコーヒーを、これだけ手軽にいただくからにはそれなりの投資が必要です。2022年1月現在、楽天価格で129,800円!
10年間毎日使う計算で、1日約35円。我が家は夫婦共にリモートワークであわせて1日3〜4杯は飲むから、1杯あたり約10円。
もちろん豆と水のコストは入ってないけど、この計算だと「ありかも…」と思ってしまうわけですよ。5年計算にしても20円。
ちなみに数あるデロンギの全自動コーヒーマシーンの中からオーテンティカを選んだ理由は4つ。
- デロンギ史上最薄、横幅19.5cm
- カフェ・ジャポーネ
- ミルク自動抽出不要
- 液晶タッチパネル不要
サイズはできる限り小さい方がよい。そもそも全自動コーヒーマシーンって本当に大きい。お店で見るといまいちサイズ感がわかりにくいんだけど、自宅でシミュレーションしてみるとギョッとすることがあります。とういか、ごく最近「ギョギョッ!!!」としました。ちないみにこの“最薄”のオーテンティカでも、奥行きは48cm、高さは35cm弱もあります。
2つ目のカフェ・ジャポーネというのは、日本人好みのレギュラーコーヒーが淹れられる機能のこと。すっきりとした後味と、デロンギならではのエスプレッソのコクと旨味を融合した、スペシャルな1杯。このカフェジャポーネが飲めるのは、一部のマシンだけ!
あとは、いらない機能を除外。
ミルク自動抽出はいらない。ほぼブラックしか飲まないし、ミルクが入った姿というのもあまり美しくない。オーテンティカにもスチームノズルは付いているので、カプチーノが飲みたい時には手動でミルクの泡立てをすれば問題なし。
液晶タッチパネルも不要。そもそも液晶って見た目があんまり好きではない。物理ボタンを押したり、ダイヤルをカチカチ回したりというのは、操作感が感じられてとてもよいです。
ということで、とっても欲しいデロンギ オーテンティカ。
コーヒーグラインダー|KG366J
3足飛びに“全自動”までは行かずとも、コーヒーグラインダーは買い替えたい。
現在、我が家で使っているのはカリタのCM-50。ポッテリとしたシンプルな円柱形でかわいいけれど、プロペラ型で昨日は最小限。豆の細かさはボタンを押す時間で適当に調整(笑)。ハンドドリップで手間をかけて丁寧にいれるなら、豆の挽き方にはこだわってしかるべき。だがそうではない。つまり、”必要”なんです。
このデロンギのコーヒーグラインダーKG366Jを選んだ理由は、大きいところで3つ。
- コーン式挽き刃
- 16段階の粒度設定
- 大容量の豆ホッパー
まずは豆の挽き方。挽き方によってコーヒーの味が変わることはよく知られていますが、ざっくり「プロペラ式」「臼式(グラインド式)」「カット式」に分類できます。現在のプロペラ式は一番簡素な形式で、手軽さはあるもののデメリット(ムラあり、極細×、微粉たくさん、など)もたくさん。一方、臼式やカット式はグラインダー自体のサイズが大きくなってしまいますが、プロペラ式とは一段も二段もちがう味わいが得られます。
上(高級)を見ればキリがないなかで私が設定した条件は、上限予算1.5万円ということと、エスプレッソ用の豆が挽けること。そして一度に挽ける豆の量が今(50g)よりも増えることです。この条件を満たしていて(約1.3万円、エスプレッソ用OK、110g)、さらに見た目が許せる(最高ではないが…)のを探したところ、このKG366Jにたどり着いたというわけです。
これは、今すぐにでも買う予定。
もっと高機能のKG521J-mtという機種もあるけど、今の使い方だったらちょっとオーバースペック(予算もオーバー)。もしデロンギのエスプレッソマシーンでも導入するなら別だけど。いまはまだいいかな。
デロンギ|KG521J-mtドリップコーヒーメーカー|クレシドラ(CLESSIDRA)
次はもちろんん、ドリップコーヒーメーカーです。ハンドドリップは楽しいけれど、毎日何杯も飲むならコーヒーメーカーの導入は検討せざるを得ない。だってめんどくさいもの…
とはいえドリップコーヒーメーカー(専用機)って、あまりデザインが魅力的でないものばかりという印象。超高級機はむしろデザインに振り切った名品もあるけれど、そんなの手が出ない。
↓これ欲しい
DUTCHLAB エッフェル塔ホームハンドドリップ
そういえば去年は、バルミューダのコーヒーメーカー登場も話題になりましたね59,400円。完全に予算オーバーです。笑
ということでいろいろ調査した結果、有力候補に上がってきたのがクレシドラ。またしてもデロンギマシンだったわけです。ポイントは以下3つ。
- 抽出方法にこだわりがある
- 抽出1回でマグ4杯分以上
- アイスコーヒーモードがある
ハンドドリップからマシンドリップにする時に気になるのは、そのお味。正直言って、ほぼ我流のハンドドリップと最新式のドリップコーヒーメーカーなら、大体のマシンの方がお味がよいと思われるけど、お墨付き(エクスキューズ?)は欲しいもの。その点でこのクレシドラは、「ECBCに認められた抽出技術」という、泣く子も黙る勲章を持っています。
ちなみにECBCというのは、ヨーロッパコーヒーブリューイングセンターの略称。ECBCは、コーヒーの抽出性能と風味を検定する権威のある機関であり、この認証をとっているコーヒーメーカーは、本場のヨーロッパでも18モデルしかないのです。これは安心。笑
さらに抽出量は割愛するとして、重要視したのがアイスコーヒーモードがあるということ! 当初はあまり気にしていなかったポイントながら、調べていくうちに優先度が上がっていきました。なぜなら、夏場は毎日のように(セブンイレブンで)アイスコーヒーを買って飲んでいたので。
美味しいコーヒーが自宅で淹れられれば、それは最高に嬉しい。そしてこの記事にたどり着いた結果、最終的に「クレシドラがよさそう」という結論に落着したわけです。
ちなみに「クレシドラ」というのは、イタリア語で「砂時計」という意味だそう。見たまんまながら、とてもよいネーミングだと思いました。ステキです。
電気ケトル|アイコナ(icona)
ハンドドリップはいったん維持するとなると、最後に気になるのがお湯のこと。
現在はティファールの電気ケトルでお湯を沸かした後、タカヒロのドリップポットに移し替えてお湯を落としています。そんなに手間がかかるわけじゃないけど、ここもデロンギの電気ケトル(電気カフェケトル)があれば1ステップ省略できる!
デザインも良いし、5段階(50℃、60℃、80℃、95℃、100℃)の温度調整もできる。そしてしっかりと注ぎ口がすぼまっているので落とす油量の調整もしやすそう。良いです。
でも、私がコーヒーを淹れるのはだいたい85〜90℃くらいだし、電気ケトルはコーヒーを淹れる意外にもたくさん使います。逆にその時には、この注ぎ口の細さがストレスになったりしそう。
ということで、欲しいは欲しいけど、購入の優先順位は低め!
でもめっちゃステキ…
マルチダイナミックヒーター Wi-Fiモデル|MDHAA15WIFI
最後はマルチダイナミックヒーター。コーヒーとはまったく関係ありません。笑
でも、コーヒーが一番美味しい季節は寒い冬。さらに、心地よく暖まった自宅のダイニングでのコーヒータイムは、何にも替えがたい至福の時です。
そんな舞台を演出してくれるのが、マルチダイナミックヒーターであると言えなくもないでしょう。
そもそもマルチダイナミックヒーターとはなんなのか。
私も「オイルヒーターの最新機種?」くらいに思っていたのですが、形状は似ているものの、まったく違うものみたいです。
送風がないことで空気が乾燥しにくく汚れない、そしてとても静かであることはオイルヒーターと同じ。でもマルチダイナミックヒーターにオイルは一切使われておらず、ヒーターモジュールによる輻射熱と対流熱によって部屋を温める仕組みです。
その結果、オイルヒーターよりも細かい温度設定が可能なるとともに、オイルヒーターのネックだった“速暖性能”が桁違いに高いのが特徴です。さらに、デロンギならではのテクノロジーによる部屋の温度変化を読み取りながらの細かい温度調節(±0.5℃!)ができちゃいます。これで、睡眠環境も最高になりそう。
そしてそして、IoTが当たり前の現代、マルチダイナミックヒーターもその例外ではありません。2020に発売されたWi-Fiモデルの白眉は、アプリ(i0S/Android)対応とGPS連動とAIスピーカー連動。
スマホアプリでできるのは、電源ON/OFF、温度調節、タイマー設定。
GPS連動でできるのは、設置箇所との距離に応じた電源ON/OFF(!)。
AIスピーカー連動でできるのは、もちろん音声コントロール。
アイオーティーアイオーティーと騒がれて久しいですが、最近の家電が体現するIoTは本当に実用的になってきました。しかもメーカーを超えた拡張性があることも普通になってきたので、これまで手動でやってきたことが本当に自動化できてしまいます。まさに家庭内RPA、未来の到来です。
隔世の感…
さて、この1ヶ月の執拗なネットサーフィン(笑)で大量に現れたデロンギの欲しいものたち。この中のいくつが我が家の仲間入りをするのでしょうか。
乞うご期待!