猿江橋(さるえばし)は、江東区内を走る最長の河川・大横川(おおよこがわ)をまたぎ東西にかかっています。この猿江橋の東側が江東区猿江、西側は江東区森下5丁目です。雰囲気のよい欄干と橋柱にそびえたつなんだか曰くありげなモニュメント。これはなんなんだろう。
猿江橋上からの風景
トップ画像が、猿江橋上から北側の眺めです。ほぼ正面(ちょっと東寄り)に東京スカイツリーが見えます。とてもよい眺めですね。
隣に見えるのは菊川橋で、新大橋通りを渡しています。
こちらが南側の眺めです。
すぐ先に、大横川と小名木川(おなぎがわ)の交差点が見えます。運河の街江東区にいくつかあるとても重要なスポットのひとつです。
交差点のさらに奥に少しみえているのは扇橋(おうぎばし)ですね。
この運河の交差点を右折(東折)すると新高橋(しんたかばし)、左折すると新扇橋(しんおうぎばし)および扇橋閘門(おうぎばしこうもん)があります。
猿江橋の両側はほぼ一直線の道が走っています。
猿江橋の周辺とディテール
調べてもぜんぜん由来がわからないのですが、猿江橋の四角にある橋柱はとても立派で、上部に存在感のあるモニュメントを頂いています。しっかりと飾りを施され、最上部の丸窓の中には星が。
いったいなんなんだ。これはとても気になります。
飾りで掘られている模様は、実際の欄干と同じです。これも絶対になにか由来があるはずなのですが、現在まだ辿り着いてません。
どなたかご存知でしたら教えてください…
猿江橋付近の川沿いは、とても雰囲気のよいさんぽ道が整備されています。おおいかかる樹木(桜が多い)が歩道に覆い被さるように枝を伸ばしているので、炎天下でもとても気持ちの良い散策ができます。
橋の脇には、ちょっとした休憩スペースも用意されています。老人がよく座っていますね。
橋の北西脇には、第二次世界大戦の空襲で焼け死んだ付近の町民を慰霊する地蔵尊があります。
おしまい
景色
容姿
価値
猿江橋はとても目立たない場所にありながらも、よくよくみるととても立派で質実剛健なよい橋です。装飾はもちろん、橋上からの眺めもすばらしく、どこにだしても恥ずかしくありません。天気の良い日も悪い日も、この橋の上で足を止めてゆっくり周りを見渡せば、きっと満ち足りた気持ちが心にわきあがることでしょう。
都営新宿線菊川駅から徒歩7分ほどです。