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東京リバーサイド蒸留所|蔵前に誕生したエシカルジンの発信基地

東京リバーサイド蒸留所 スポット
スポット

蔵前をぶらぶら歩いていたら偶然見つけてニュースポット、東京リバーサイド蒸留所/TOKYO RIVERSEDE DESTILLERYです。クラフトジンならぬ、エシカルジンの発進基地として、クラウドファンディング目標達成を経て2021年にオープンしたようです。まだビル内部は工事中だったのですが、通りに面したカウンターではいくつかのクラフトジンを販売していたのでついつい買ってしまいました。

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東京リバーサイド蒸留所はどこにある?

TOKYO RIVERSEDE DESTILLERY

都営浅草線・都営大江戸線の蔵前駅からそれそれ徒歩2〜3分というロケーション。蔵前〜浅草を南北に走る大動脈である国際通り沿いにあります。

東京リバーサイド蒸留所

私が通りがかった時はまだ工事中でしたが、ミントグリーンのオーニング?が飲食的な通りに面したカウンターは営業中で、数種類あるオリジナルのクラフトジン/エシカルジンを購入することができました。

クラウドファンディングで大成功

TOKYO RIVERSEDE DESTILLERY
Makuakeより転載

私は全く気づいていませんでしたが、クラウドファンディング・Makuake(マクアケ)で2021年はじめに実施されたプロジェクトは、大きな盛り上がりを見せていたようです。

東京蔵前に蒸留所!廃棄される運命の酒粕やビールをリユースし至高のジン造りに挑戦

目標金額300万円に対し、なんと応援購入総額は1000万円越! これはすごいです。

TOKYO RIVERSEDE DESTILLERY
Makuakeより転載

この方が、東京リバーサイド蒸留所で蒸留責任者をつとめる山口歩夢さんです。20代半ばとまだとても若い方ですが、東京農業大学大学院で醸造学修士を取得している本格派。

千葉にあるなにかと話題のMitosaya薬草園蒸留所にも携わっているそうですよ。

TOKYO RIVERSEDE DESTILLERY
Makuakeより転載

東京リバーサイド蒸溜所で購入したクラフトジン

私が購入したのはこちら、看板商品のひとつであるLAST(ラスト)というクラフトジン/エシカルジンです。

日本酒造りの過程で排気されてきた酒粕をリユースされているとのことで、酒粕由来の爽やかでボタニカルな香りを楽しむことができるとのこと。

店頭では試飲もさせていただけたので、同じLASTのMODEST(モデスト)と、ELEGANT(エレガント)を比べた後に、とても華やかでかつ“ジン感”を強く感じたELEGANTを購入しました。

ちなみにMODESTの特徴はレモンと生姜の香り。こちらも美味しかったですよ。

それぞれ、内容量200ml(1650円)、内容量375ml(2475円)でした。

LAST EPISODE 0 -ELEGANT-(ラスト エピソードゼロ エレガント)を飲んでみた

東京リバーサイド蒸留所

自宅に帰って冷凍庫に仕舞い込み、夜中にいよいよ試飲(?)です。

東京リバーサイド蒸留所

ラベル右上には、ウイスキー業界で最も権威のある品評会WWAのジン部門「World Gin Awards 2021」(WGA)にて、国別カテゴリーで最も優れている商品に贈られる最高賞「Country Winner」を受賞を贈られたことを記念したシールがペタリ。

東京リバーサイド蒸留所

栓に貼られたシールにはボタニカルなあしらいが。さまざまなハーブや凝縮されたリカーであることをぐいぐいアピールしてきますね。笑

東京リバーサイド蒸留所

背面にはしっかりと、生産にいたるまでの背景やこだわりが貼り付けられています。

曰く、LAST GINは“飲む香水”とのこと。酒粕はもとより、Pink pepperとLavenderを中心にRoselle(Hibiscus)等を効かせたニュータイプのクラフトジンなんですね。つまり、ピンクペッパーとラベンダーとハイビスカスがポイントのようです。

東京リバーサイド蒸留所

公式サイトで紹介されていたおすすめの飲み方は、ソーダ割(ハイボール)。

我が家でも、まずロックで少しなめたのち、ソーダ割でいただいてみました。結果としては、やはりソーダ割が正解ですね。というのも、ロックで飲んでもソーダ割で飲んでも、香りの印象が少しも変わらなかったからです。ソーダ割にしてもぼやけることのない鮮烈でフレッシュな香り。ソーダをいれることで喉を爽やかに流れていくことで、すみやかに口から喉までジンの感覚で満たされます。

これが“香水を飲む”感覚なのか、と納得。アルコール分は47%でした。

おしまい

クラフトジン、とてもおもしろいですね。実は私はウォッカ派なので、あまりクラフトジンに近づいたことがなかったのですが、国産も外国産もかなり多くの種類のクラフトジンが入手できるようになってきました。そんな中、自宅近くにこのようなエッジの効いた蒸留所ができたからには、もう本気でクラフトジンに取り組むしかないのかもしれません。笑

建もの2階には、Stage(ステージ)というバー&ダイニングがオープンしています。近いうちにこちらも立ち寄ってみたいです。

店舗データ

営業時間 13:00〜19:00(1階)、17:00〜23:00(2階)
定休日 月曜
公式Instagram https://www.instagram.com/stage_tokyo/
公式サイト https://shop.ethicalspirits.jp/

【プロフィール】
はいかいちゃん

30代後半、東京のどちらかと言えば東側で暮らしている美人姉妹の父。それなりに多忙な仕事と育児の合間を縫って、せっせと街や川辺や密林をはいかいしています。好きなモノやコトは、歩く、食べる、酒、旅、買いもの、本、写真、春秋、建物、007、自宅、妻子

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