映画「007 ロシアより愛をこめて」を観た【あらすじは3行で】

2代目ボンドガール ムービー
RAYHEARNE/DANJAQ/EON/UA/TheKobalCollection/WireImage.com

1963年10月に公開された「007」シリーズの第2作 「007 ロシアより愛をこめて」を紹介します。ジェームズ・ボンドを務めるのは、前作に引き続きション・コネリー。そして、本作の見どころは何と言っても歴代ナンバーワン・ボンドガールの呼び声も高いソビエトのスパイ情報員を演じるダニエラ・ビアンキ! ビューティフル&エロティック&チャーミング。もはやボンドVSスペクターの戦いなんてどうでもよくなるレベルの存在感。残念ながらAmazon(prime video)は有料、レンタル¥400(2020年3月時点)です。もちろんあらすじは3行で!

 

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「007 ロシアより愛をこめて」あらすじを3行で

「007」シリーズの第2作、上映時間115分の名作を、3行で要約します。
1. スペクターによるボンドへの復讐劇。ボンドはトルコへ
2. ソビエトの美人情報員タチアナとボンドが惹かれあう
3. 屈強&狡猾な強敵撃退し、2人はヴェニスでランデブー

以上です。笑

 

ロシアより愛をこめて

 

ネタバレです |ボンドとボンドガールのロマンティックな逃避行

映画第1作の「007 ドクター・ノオ」でボンドにやっつけられたドクター・ノオ(ジュリアス・ノオ)は、スペクターの一員でした。その事件をキッカケにボンドに恨みをもったスペクターの復讐劇(返り討ちされるけど…)が本作です。
ボンドへの恨みをたぎらす国際的テロ組織の首領プロフェルド(本作品ではまだ手元のみの出演)。転んでもただでは起きないスペクターは、チェスの天才である組織のナンバー5・クロンスティーンが謀略をめぐらせ、「ボンドの辱めたうえで抹殺」および「ソビエトの暗号解読機レクターの略奪」する計画を実行します。さらに「ボンドを殺したのはソビエト」「レクターを盗んだのはイギリス」ということにして、両国の関係を悪化させるというおまけ付き。理念のないテロ組織にとって大国同士衝突は飯のタネ。客観的にみても、一石三鳥のすばらしい計画ですね。笑

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謀略の舞台はトルコ・イスタンブール。イギリス情報局のトルコ駐在員ケリムの元に、ソビエト情報局の情報員タチアナ・ロマロヴァ(ダニエラ・ビアンキ)から亡命要請が入ります。見返りはソビエトの暗号解読機レクター、条件は007ジェームズ・ボンドがその任にあたることです。レクターがどうしても欲しいM16のトップであるM(バーナード・リー)は、何某かの計略であると勘づきながらも「虎穴に入らずんば虎子を得ず」てな感じでボンドをイスタンブールに派遣します。はじめは難色を示したボンドも、タチアナの写真を見せられ即快諾。笑

タチアナの亡命要請はもちろんスペクターの罠。そしてタチアナに命令を下したのは、元ソビエト情報局の幹部であり、現在はスペクターのナンバー3・ローザ・クレッブ(ロッテ・レーニャ)。タチアナはあくまでも“ソビエトの命令”として、指示通りその美貌と色気をもってボンドに近づいていきます。

 

いろいろありつつ(雑…)、オリエント急行に乗ってイギリスへと向かうボンドとタチアナ。列車内でのレッド・グラントとの死闘をなんとか生き延び、国境付近で列車を脱出。その後もスペクターによる追ってから苛烈な攻撃を受けつつも、老獪なボンドは華麗に撃破し、二人はヴェニスまでたどり着くのです。

逃げ切ったと安堵するボンドを襲ったのは、掃除婦に扮したローザ!

度重なるボンド暗殺により後がないローザは自らボンドに挑むが、完全にボンドに惚れてしまったタチアナの助太刀により、最後の危機も回避。

水の都・ロマンチックな運河の船上で、二人は勝利のランデブー♥

 

ハッピーエンドでおしまいです。

「007 ロシアより愛をこめて」の見どころは?

超人気シリーズの映画第2作。1作目のヒットにより、すべての面でスケールアップしているのが本作です。また、1昨目にも登場した国際的なテロ組織・スペクターを再登場させることにより、その後のシリーズ展開も期待させる構成になっています。ボンドとスペクターによる終わりのない闘い。最新作にもつながっている、「007」シリーズの大きな流れを決定づけたのが本作とも言えるでしょう。

注目すべき名シーン

なんと言ってもタチアナ・ロマノヴァ、つまりボンドガールの登場シーンです。
前作「007 ドクター・ノオ」では、映画の終盤になってからやっと出てきたハニー・ライダーことボンドガール。その登場は唐突ですらあり、あくまでも物語の大筋には関係のない添え物的な扱いでした。
ボンドガールがボンドガールたる所以であるところのラブシーンはあったものの、極端な話し、いてもいなくても映画は成立する程度の役割でした。
それが、この「007 ロシアより愛をこめて」では一変します。

まさにボンドが主演なら、ボンドガールは助演、物語の一番太い部分の重要な役割をボンドガールが担います。
スポットライトがしっかりとあたるようにお膳立てされた登場シーンは、当然ながらボンド不在。画面に現れるや否や、見るものすべてを魅了するチャーミングさと美しさ。「007」シリーズにおいて、ボンドガールの果たす役割の重要度と方向性がオーソライズされた瞬間でした。それにしても美しい…
(書類に目を通すローザの眼鏡姿は、笑)

 

個人的に好きな場面

まずは、タチアナ&ボンドが出会うシーン。ベッド上のタチアナの神々しさ…
いつも気になるショーン・コネリーの胸毛が気にならないくらい、視線はタチアナに。
スペクターによるマジックミラー越しの盗撮など、物語の筋的にも重要なシーンでありながら尺は短め。もう少し長めでもよかったのではないかと思います(いやほんと)。

 

次は、オリエント急行内でのタチアナ。
密命を帯びている身とは言え、イギリスという未知、あこがれの西側文化へと近づきつつある彼女の興奮が伝わってきます。カワイイ…

 

最後は、ヴェニスのホテルでの戦闘?シーン。

追い詰められたローザ・クレッブとボンドの、シリアス&コメディな戦闘シーン。掃除婦に扮したローザは、靴の先端に仕込んだナイフ(毒が塗られていたらしい)でボンドに迫ります。場面はクライマックス、正真正銘最後の戦いなのですが、どこかただよう白々しさ。笑
いやいや、これでボンドがやられるなら、誰しもこう思うでしょう。
「最初から自分でやっとけよ。」

前作「007 ドクター・ノオ」もそうでしたが、子供の喧嘩的な最終場面は、スパイ・アクション映画でありながらも観るものをハラハラドキドキさせ過ぎない配慮であるのかもしれません。笑
個人的には、たいへん好ましく思っています。

 

ピックアップ「007」シリーズネタ

「007 ロシアより愛をこめて」の大きな功績の一つが、「007」を観る楽しみの多くの先鞭をつけてくれたことです。
この「007 ロシアより愛をこめて」より始まった”プレタイトル・シークエンス”も重要ながら、なによりも Qの登場、つまり各作品ならではの秘密兵器が必ず登場することになったのはこの作品からです。
ストーリーの終盤で必ず重要な役割を果たす秘密兵器は、どの作品でも一番に注目すべき、かつ一番愉快なポイントです。その”お約束”を始めてくれたのが「007 ロシアより愛をこめて」なんですね。

ちなみに本作品中に登場するボンドの秘密兵器は、機能満載のアタッシュケース。
ベルトに仕込まれたソブリン金貨50枚、銃弾20発、ナイフ、開け方を間違えると噴射される催涙ガス、こうして文字にするといかにも”ベタ”なものだらけですが、すべてしっかり使い切ってくれて観ている方としてはスッキリします。笑

先ほどササっと流したプレタイトル・シークエンス、その後のタイトル・シークエンスもよいです。
グラントによるボンドとの対決シミュレーション。踊り子の艶めかしい身体に映る文字。

 

「007 ロシアより愛をこめて」キャスト・スタッフについて

出演陣と製作陣を、ダイジェストで少し詳しく紹介します。

主演:ショーン・コネリー |2作目でこなれた、ミスター・ボンド

ジェームズ・ボンド

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映画1昨目「007 ドクター・ノオ」に引き続き、主役を務めるのはショーン・コネリーです。
1昨目の撮影中には極度の緊張状態だったというエピソードは多くみかけますが、2昨目の本作はどうどうとしたもの。相変わらずそんなに強そうには見えないものの、ジェームズ・ボンドの一番の魅力である”女たらし”感をダダ漏らしながら、ズルズルとストーリーを引っ張ります。
強引な男って持てるらしいですからね…

 

ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを務めた「007」シリーズ

※第6作「女王陛下の007」はジョージ・レーゼンビー(1作のみ)

 

出演:ダニエラ・ビアンキ |シリーズ最愛クラスのボンドガール

ダニエラ・ビアンキ

ダニエラ・ビアンキ

Wikipediaより引用

平常運転のジェームズ・ボンドとは対照的に、まったく普通じゃないタチアナ・ロマノヴァことダニエラ・ビアンキ! 「007」シリーズの人気を決定付けたのが「007 ロシアから愛をこめて」だとすれば、「007」シリーズがここまでワールドワイドなコンテンツになった功績は、ダニエラ・ビアンキにあると言っても過言じゃない! とにかく素晴らし過ぎるボンドガール!
ということで、少々興奮し過ぎくらいがちょうどよいスペシャルなダニエラちゃん。
調べてみたら、「007 ロシアより愛をこめて」出演時の年齢はまさかの21歳(!)。
衝撃を受けつつ、この早熟な史上最強のボンドガールに改めて敬意を示した次第です。
「とんでもない。ぴったりさ…」

 

監督:テレンス・ヤング |1昨目から引き続きシリーズをけん引

1994年に惜しまれながら亡くなったテレンス・ヤング。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

映画「007ドクター・ノオ」を観た【あらすじは3行で】
1962年10月に公開された「007」シリーズの映画化第1作!「007 ドクター・ノオ(ダブルオーセブン ドクター・ノオ)」を紹介します。主演はショーン・コネリー。つまりは初代ジェームズ・ボンドです。監督はテレンス・ヤング、ボンドガールはウルスラ・アンドレス。イギリスM16のエリート諜報員「007」が、アメリカの危機を救うべくジャマイカで大活躍。残念ながらAmazon(prime video)は有料、レンタル0(2020年3月時点)です。もちろんあらすじは3行で!

 

「007 ロシアより愛をこめて」の次に観たい作品

「007 ゴールドフィンガー」

当然と言えば当然です。
個人的には「007 ロシアより愛をこめて」の方が好きなのですが、映画としての印象的なシーンや、「007」シリーズならではの見どころは「007 ゴールドフィンガー」の方が多いかもしれません。
いずれにしろ、「007」シリーズにとって重要な映画であることは間違いのないところ。

 

 

おしまい

「007 ロシアより愛をこめて」。愛と言う名のもとに、ボンドとボンドガールとの愛を中心に描かれる本作品。個人的には、「007」シリーズ全体でもかなり初期に観たこともあって、とても思い入れの強い作品です。そして、これだけ露出度と濡れ場が少ないにもかかわらず、心を奪われたボンドガールも唯一無二。定期的に観たくなる、実際に見直している名作です。

 

【プロフィール】
はいかいちゃん

30代後半、東京のどちらかと言えば東側で暮らしている美人姉妹の父。それなりに多忙な仕事と育児の合間を縫って、せっせと街や川辺や密林をはいかいしています。好きなモノやコトは、歩く、食べる、酒、旅、買いもの、本、写真、春秋、建物、007、自宅、妻子

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