JR五反田駅で、山手線と垂直に交わる国道1号こと桜田通り(さくらだどおり)。桜田門から始まり西国へと伸びるこの通りが、第二京浜という情緒のかけらもない呼び名を与えられる直前、その最後の花道を飾るのが五反田大橋(ごたんだおおはし)です。
五反田大橋上からの風景
橋上から東方向
目黒川です。少し川幅は広いですが、なんとなーく中目黒辺りの風景の余韻を感じますね。笑
下流側、隣にみえるのは大崎橋です。さらに奥には、東急池上線の高架と、もーっと奥には山手線や湘南新宿線が疾走するJRの線路まで見通せます。
橋上から西方向
こちら、隣の本村橋が工事中ということもあり、なんだか陰気な様子…
歩行者専用の本村橋が開通すれば、もっと和やかな雰囲気になるに違いありません!
五反田大橋がある風景
お隣、大崎橋から五反田大橋を望む
日本の大動脈を渡している橋は、結構地味ですね。機能に特化しているいうか、頼もしいというか、地味な感じです。
この川幅でここまで川沿にビルがせまっていると、ちょっと閉塞感がありますね。特に沿道の木々に色がない時期は。しょうがない。
五反田大橋にまつわるアレコレ
川沿いの桜並木
中目黒辺りのしなだれ落ちるような勢いと華やかさはありませんが、春になると綺麗な桜が川沿いを彩ります。昼休み中のサラリーマンが桜を見上げながら散歩する様子が多く見られます。早く春が来ないかなぁ。
桜田通りこと国道1号
片側3車線の堂々たる通り。さすが国道、さすが1号です。
この写真の右上奥に写っているあたりから、道の呼称は”第二京浜”に変わります。とてもいさぎのよい機能的な名前ですネ。私はあまり気に入りませんが。
国道1号、東京側。五反田駅と走る列車が見える距離
おしまい
景色 ★★
容姿 ★
価値 ★★★★
五反田大橋。何と言うかとても大きくて立派で重要な橋なのですが、”大橋”という名が付く橋には、見栄えの良い立派な橋梁を期待してしまいます。
とは言え、国道1号をいただく橋として、通行する人と車に支障をきたすことなく、その存在感を極力減らすことによって役目を果たす立派な”大橋”であることには違いありません。お役目ご苦労さまです。
以上、はいかいちゃんでした。