都の西、まごうことな東京のサバービアにプチ移住した我が家が求めるのは、いつでも自由自在に使えるキャパシティーのある移動手段。そう、自家用車です。これまでの人生で、本気で車を購入しようと思ったことがないので、さてどのように選んで、どんな、何を購入すればよいのか。この記事では、悩みつつ買うべき一台を手繰り寄せて行った際に整理した“購入条件”のメモです。
我が家の車の条件について
結論として、我が家が車をセレクトした際の条件は下記の通りです。
- 家族4人がストレスなく乗れる
- 新居の駐車スペースに停められる
- 安全装備や運転支援機能がついてる
- アウトドアへの意志が感じられる
- とりあえず中古(コスっても涙出ない)
そして肝心の予算は、★200万円(税抜、諸経費込)★としました。
そのほか最後まで悩んだのは、乗車人数の拡張性です。こちらも追って詳しく。
1.家族4人(夫妻姉妹)がストレスなく乗れる
我が家は夫妻と姉妹(5歳&3歳)の4人家族です。
この4人が快適に過ごせる社内空間というのが第一条件となります。車にそこまで強いこだわりが(今のところ)無い我々なので、ざっくり10年近く乗るとしたら姉妹は15歳&13歳となります。二人とも中学生ですね(涙)。このサイズの家族がゆったり乗れる広さが必須です。
さらに付け加えると、なんとほぼ全員がかなり激しく車酔いしやすいという厳しい属性… 車酔いしにくいスムーズな乗り心地や車内環境が求められます。
つまりはあまり古い車はダメということですね。高級車なら別ですが。
2.新居予定地の駐車スペースに問題なく停められる
新居を建設中(まだ着工してないけど…)の土地は、擁壁の関係で駐車スペースが決まってしまっています。
具体的には、横幅が4000mm×奥行5000mmほどです。しかも駐車場の向かって左側は我が家唯一の玄関アプローチとなるのでできる限りスペースを空けておきたいのです。とすると、横幅は2000mm以下を死守、奥行は4500mm程度に収めるということになります。
これは努力ではどうしようもないので、かなり強制力のある条件となります。
デカいSUVや外国車などは、ダメなものがかなりありそうですね。
3.安全装備や運転支援機能がある程度備わっている
正直言って、私は運転が得意じゃないです。日常的に運転をしたことがないことに加え、昔からメカ(?)の操作って苦手なんですよね。ファミコンもヘタクソでした…
そして、運転しているとすぐ眠くなるというとんでもない体質をしています。特に高速道路を運転しているときに顕著なので、ほぼ同じ動作を集中して続けるということが苦手なのかもしれません。というかそうなんです…
さらに、10年来のペーパードライバー(妻)の訓練車になるというサダメも背負っています。
どう考えても車に頑張ってもらわなければなりません!!!
最新とまではいかずとも、現代のテクノロジーを駆使した安全装備や、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やRA(レーンキープアシスト)やPA(パーキングアシスト)などの運転支援システムが必要不可欠です。
後付け可能な装備としては、ドライブレコーダーやバックカメラも必須ですね。
4.アウトドアへの意志が見た目から感じら
好みと縛り、二つの観点です。
まずはアウトドアテイストのゴツゴツした見た目が好きということです。本当に好みなのは旧型チェロキーのような腰高で角ばったスタイル。燃費やサイズ、それにメンテナンスなどの維持コストを考えると選択肢から外れてしまいますが、どんなものにでもある程度の“ラフ感”を欲してしまう私にとって、ちょっとした汚れやキズは味になるアウトドアテイストのデザインがベターです。
そして縛り。
これまでまったくアウトドア的な活動をしてこなかった我が家ですが、これから満を持して屋外活動に乗り出すことが決まっています。そう決めています。アウトドア育脳です。冒険図鑑-野外で生活するためにです。
我が家が東京の西の郊外に引っ越してきた理由のひとつに、子どもたちをたくさんの自然に触れさせてあげたいということもあります。
とは言えすべてはまだ未着手。でも絶対に絵に描いた餅ではなく、実際に行動に移していきたい。
アウトドアテイストの車を持つことによって、自分たちの背中を押して欲しい。縛りというか、誓いに近い、祈りです。
でもあんまり本気のアウトドアカーだといろいろ重すぎるので、「キャンプとか行くんですか?」とたまに聞かれる程度の控えめな屋外臭でok。ポイントはルーフレールかな。
5.とりあえず中古(少しくらいコスっても涙出ない)
さっきも書きましたが、ペーパードライバーの練習車となるので、絶対に一度や二度や三度はコスります。それどころか(大怪我しない程度の)多少の事故は織り込み済み。
そんな時に大切なのは、車ではなく心の底から乗車している人だけを心配できる心。車を大事にし過ぎてしまうと、一番大事なものを見誤ってしまいそう。
そもそも車はほぼ100%既製品なので(住宅とは違う)、新車を買う必要性をそもそもあまり感じていません。カスタムという選択肢はあるけれど、今の自分たちにそこまで車に手間暇&愛を注ぐつもりはない。
とすればおのずと中古車購入という選択肢になります。
※番外編|乗車人数の拡張性
都心から郊外に引っ越した大きな理由のひとつが、「妻の実家」です。
実際、自転車でも10分以内という距離感のところに居を構えました。ということは、祖父祖母と一緒に行動する機会も増えるため、最大で家族4人+2人(祖父祖母)の6人が乗車できる車があれば便利かもしれません。
この点はかなり悩んだのですが、この条件を必須とすることで大きく影響がでるのが「費用」「サイズ」「デザイン」です。
毎日のことならともかく、全員で一つの車に乗るのがベスト(マスト)なシチュエーションがどれだけあるのかを考えると、とりあえず必須条件とすることはやめる決断をしました。
とはいえ、「費用」「サイズ」「デザイン」に悪影響を与えることがないならば、最大6人乗車できるというスペックは購入を判断する際のプラスポイントにはなりそうです。
これらの条件を叶える車には、どんなものがあるのか?
条件が定まったところで、いよいよ車のセレクトです。
調べ始めると、実はそこまで選択肢がないということに気が付きましたが(主に見た目の好みという点で…)、それでも悩みに悩みました。だって大きな買い物ですからね!
(続く)