清澄白河と門前仲町の真ん中、ほぼ清澄通り沿いにあるViking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)。南青山に本店を構え、2021年4月現在日本各地に5店舗を構える人気店の2号店です。大通りからちょっと入った立地はまさに隠れ家的。本格的な食パンや多彩なフレイバーパンを目指して、たくさんのパンファンや周辺住民が訪れています。そして、忘れちゃいけないのがフルーツサンド!ガトーショコラの食パン「苺とマスカルポーネ」は絶品です。
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Viking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)への行き方(アクセス)
Viking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)があるのは、清澄白河と門前仲町の中間あたり。どちらかと言うと、門前仲町からの方が近いかな?
あまり目立たないビルの1階にひっそりと入居。まったく他のお店などはないエリアにあるので、しっかり調べて向かいましょう。
清澄白河駅からバイキングベーカリーゼロへ
都営新宿線・東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅に着いたら、[A3]出口から地上へ。目の前を走る清澄通り(きよすみどおり)をひたすら右手に直進します。バイキングベーカリーまでは一度左折するだけなので、この深川エリアの大動脈をのんびり歩きながら、話題のお店をチラチラ覗き見しながらむかいます。
途中、わずかに右方向に婉曲しますが気にせず真っ直ぐ。
清澄長屋の新顔・ハタメキを通り過ぎ、深川の人気店・伊勢屋を横目に、桜の名所・仙台堀川にかかる海辺橋(うみべばし)を渡り、清澄白河のニューウェーブでパン&コーヒーが超美味なB2(ビースクエアード)を通り過ぎたらもうすぐ。
この赤いポストが最初で最後の曲がり角の目印。ポストの影に隠れている白ものは、バイキングベーカリーの看板です。
到着です。写真の奥、左右に走っているのが清澄通りです。つまり、案内ルート通りだと奥から手前に歩いてくる感じになります。曲がってからは50m程度、全行程で600m程度の道のりです。
歩いて10分弱くらいですね。お疲れさまでした。
門前仲町駅からバイキングベーカリーゼロへ
都営大江戸線&東京メトロ東西線の門前仲町駅からのアクセスも便利。というか、こちらからの方が基本的には近いです。
でも注意したいのは、東京メトロ東西線できた場合。出口を間違えると、たいへんな遠回りになりますよ。地上に出る際は、必ず日本橋側の出口からにしてください。
最寄りは、[6]出口。出るとすぐ、背後にスーパー赤札堂がある出口です。
ここから出ると、すぐ目の前を左右に走っているのは清澄白河駅[A3]出口と同様の清澄通りです。つまり、都営大江戸線は清澄通りの真下を走っているんですね。
[6]出口を出たら清澄通りを右へ進みます。
首都高速道路の高架をくぐり、東京でも屈指のジビエの名店・パッソアパッソを通り過ぎ、江東区と江戸川区を貫く大動脈・葛西橋通りを渡りまっすぐ300mほど直進します。
曲がる角は、清澄白河駅からきた場合と同じ。赤いポストが目印です。
この角を曲がって50mでバイキングベーカリーの前に到着。最寄出口からだと徒歩5分もかかりません。よい距離ですね。
Viking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)とは?
Viking Bakery 0(バイキングベーカリー ゼロ)は、昨今の食パンブームにおいても異色の存在感を放っているバイキングベーカリーのラボ店。ちなみに南青山にある旗艦店の名称は、Viking Bakery F(バイキングベーカリー エフ)。この“F”は、1号店をあらわすファーストの“F”とのこと。1号店よりも前の0号店。旗艦店など繁華街のストアで提供するメニューを開発してお試し販売するラボラトリーが、Viking Bakery 0(バイキングベーカリー ゼロ)なんですね。
ということは、ここだけにしかないお試しメニューや先行販売商品などが売っている可能性があるわkですよね。これは間違いなく穴場です。
Viking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)のフルーツサンド
Viking Bakery 0(バイキングベーカリー ゼロ)の中でも私が特に好きなのが、各種フルーツサンドです。特においしいのは、ガトーショコラの食パンで作った苺とマスカルポーネの贅沢フルーツサンドです。750円(!)とかなり高価なので買うのを少々ためらってしまいますが、口に入れた瞬間に「ぐぬぬぬ….」と納得せざるを得ない説得力のあるお味。口の中に広がるガトーショコラの甘美な甘さに、ちょっと酸味があるジューシーでビッグなストロベリー。間をとりもつ濃厚だけどさっぱりとしたマスカルポーネのクリーム。なによりもこの、濃いチョコレート色のパンとイチゴカラーのコントラストが最高に食欲をそそります。インスタにもどうしたって映えちゃいますね。笑
ちなみに砂糖は不使用です。
このほかにも、こったフルーツサンドやデザートサンドが数種類。どれも気になるメニュー名。いくつか店頭で販売されていたメニューを紹介します。特にほうじ茶&あんバター、気になりませんか?気になりますよね。
ほうじ茶&あんバター
店頭ポップから
ほうじ茶&ホワイトチョコレートの食パンで北海道小豆(つぶあん)とフランス産発酵バターをサンドしました。
アップルマンゴーサンド
店頭ポップから
後味の良いアップルマンゴー。自然がくれる美しい色にも魅了され、大人気のサンドイッチです。
赤ぶどうサンド
店頭ポップから
鮮やか美しい色合い。種無しパリッと歯切れの良い食感と、上品な甘さを楽しめます。
ちなみにバイキングベーカリーは、食パン専門店かと思っていたらそうではないんですね。
あくまでも究極の食パン作りをベースなのですが、その条件はサンドイッチにした時においしいかったり、朝ごはんとしてコーヒーとあうかだったり、さまざまなシーンでおいしい毎日食としての究極系。
決して独りよがりではない、どこまでも食べる人のことを考えたパン屋さんなのです。
Viking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)の食パンメニュー
Viking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)のメインアイテムは食パン。その材料や製法のこだわりは尋常ではありません。例えば、ふわりと軽い口当たりながらしっとり&もっちりを実現するための湯種製法。そして、マーガリンやショートニングなどを一切使用しない完全無添加にくわえ、アレルギーもちの子供も安心な卵不使用。焼き上がりの食感と形を最高な状態にもっていくために設定された2斤サイズでの販売など、人に話したくなる多くのこだわりがつまっています。
通常されている食パンの定番メニューは以下の通り。
- Plain|プレーン
- 21Cereals|国産21雑穀
- White|くちどけホワイト
- Sour dough|サワードゥ
どれもおいしいですが、私が好きなのはくちどけホワイトです。
また、公式サイトには掲載されていない「生」全粒粉という食パンもViking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)においてありました。はたしてこれは実験中のメニューなのか…
店内のメニューには“期間限定”とありましたが、詳細はわかりません。
Flavor Petit(フレイバープチ)
バイキングベーカリーの人気商品その2は、少し小さくていろんなお味の食パンたちです。そのままトーストして食べても、おもしろ具材とあわせてサンドイッチにしても、ワインやハイボールのつまみにも、いろんなシーンで楽しめるパンたちです。
- Gateau Chocolate|ガトーショコラ
- Honey&Lemon|ハニー&レモン
- Hoji-tea&White chocolate|ほうじ茶&ホワイトチョコレート
- Cheese&Black pepper|チーズ&ブラックペッパー
- Bambooo Charcoal&Semi Dried Tomato|竹炭&ドライトマト
- Olive&Olive oil|オリーブ&オリーブオイル
これらは公式サイトに掲載されているフレイバープチです。
我が家のお気に入りは竹炭&ドライトマト!これは必食です。
Viking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)の店内の様子
ラボラトリー店舗なので、外観や店内はとてもシンプル。ここはイートインもコーヒーなどドリンクの提供もないので、パン職人さんが空いた手でお会計をしてくれている模様です。
サンドイッチもカウンター上においた大きな冷蔵庫に入っているのを注文して取ってもらうスタイル。かなり現場感がありますが、焼きたて&作りたて間違いなしなので、いやがおうにも期待は高まります。ラボっていいですよね。
おしまい
Viking Bakery 0(バイキング ベーカリー ゼロ)は、全国で人気のViking Bakeryの味が作られるところ。日本各地の食パン通よりも一足先に、エッジー&滋味深い愛情のこもった食パンやサンドイッチが食べられます。インスタグラムなどのSNSにも力をいれているようなので、常にチェックして動向を追いたい気になるパン屋さんです。
もう一度いいますが、苺とマスカルポーネのフルーツサンドと、竹炭&ドライトマトのフレイバープチは、必ず食べてくださいね!
店舗データ
清澄白河駅[A3]出口から徒歩9分
営業時間 10:00〜17:00(売り切れ次第終了)
定休日 不定休
公式サイト https://www.vikingbakery.jp/