てんぷら深町(ふかまち)|うにのてんぷらは生涯一度は食べた方がよいです

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日本橋は京橋にある天ぷらの名店、てんぷら深町(ふかまち)です。半年ほど前に夫婦の記念日で訪れたのですが、ふと思い出したのでメモを残しておきます。ランチでいただく天ぷらのコースメニューとお酒で、最高のひとときとなりました。大葉で包まれた“生ウニ”の天ぷらは、ほかでは食べることができない抱腹悶絶の一品です。ミシュランの星付き店!

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てんぷら深町への行き方(アクセス)

てんぷら深町の店構え

てんぷら深町があるのは、日本橋京橋。銀座の中心・銀座4丁目の交差点からも歩いて10分かかりませんが、最寄り駅は東京メトロ銀座線の京橋駅。出口[4]から地上にあがった同じブロックの、ぐるっとちょうど裏手にあります。駅徒歩1分。とてもよいロケーションです。

遠方からの場合は東京駅も利用できます。
慣れていないと少し遠く感じるかもしれませんが、ゆっくり歩いても10分かかりません。京橋エドグランを目指して京橋方面に向かい、中央通り側にでたら店はもうすぐそこです。京橋宝通りをセブンイレブン脇から入れば、すぐ右側に落ち着いた店構えのてんぷら深町が見えてきます。

てんぷら深町ってどんなところ?

てんぷら深町のご主人は、かつて山の上ホテルの和食部門で料理長をつとめた方。ホテル時代に江戸前てんぷらを極め、京橋の地で独立されました。お名前はそのまま、深町さんです。
てんぷら深町の味は、山の上ホテルの味を忠実に再現されたものだということです。

私が訪れた時のランチメニューがこちら。8000〜13000円のコース料理と定食(と言っても8000円)というラインナップです。私がいただいたのは、No3の生うに付きコース。ちょっと贅沢ですが、記念日でしたし生うには絶対食べたかったので後悔はありません。笑

てんぷら深町で使う油は、太白胡麻油と純正胡麻油のブレンド。天つゆは鰹と昆布の出汁が使われてるようですよ。

てんぷら深町のスペシャリテ・うにのてんぷら!

ヒトサラから転載

これがてんぷら深町名物の、うにのてんぷらです。
上のメニューに記載のあった“生うに”はこれです。なにも知らない人がメニューを見ると、言葉通り「生うにがそのまま出てくるのかな?」なんて思ってしまいますが、ここはてんぷら屋。そして深町。新鮮そのものの高級生うにが、すばらしいてんぷらに仕立て上げられて目の前に登場します。

大葉のなかに大量のうにが包み込まれているのですが、食べてみるとたしかにうには“生”。絶妙な揚げで絶妙に温かくなめらかな食感のうにを楽しむことができます。

「てんぷらは揚げ物でなく、蒸し料理だ」なんて言われ方もしますが、このうにのてんぷらを食べるとその意味がよくわかります。
油っぽさなど微塵もない、洗練された感触が口と鼻と脳みそ全域で楽しめます。

ちょっと写真がいまいちですが、中はこんな感じです!

とろっとした生感と、つつまれたうにのボリュームがわかると思います。

コースでいただいたその他のメニュー

メモなどしていなかったので忘れましたが、とにかくすべておいしかったです。笑

薄すぎない衣で、しっかりと「てんぷらを食べている」感じを味わいつつ、噛むと口の中に満ちわたる食材ごとのエキス。素材の新鮮さとすばらしさを、どんな人でも感じることができるでしょう。

車海老はかなり序盤に二本でてきました。おいしかった…
この車海老の前に出てくる“車海老の足”も最高でした。カラッ!と揚がっていつつも、どこか生感をのこした感じで、口の中でシャクシャクします。最高。

これは万願寺とうがらしだったかな? おいしかった…

これはまごうことなき穴子!

大好物のためとても楽しみにしていましたが、期待をうらぎらないふっくら&サクサクで忘れらえない味に。ほかはお塩もあいますが、穴子にはたっぷりと天つゆをつけていただきました。おいしかった…

〆は天バラ!

天丼と天茶と天バラの3種から選べますが、この日は天バラをいただきました。天バラというのは、海老のかき揚げとごはんの混ぜご飯。そこにワサビとすこしの天つゆをかけてかきこみます。おいしかった…
ちなみに天茶というのは、お茶漬けです。こちらにも海老のかき揚げが入っています。

最後、天バラと一緒に赤だし(しじみ)をいただき、ちょっとしたデザートも口にすべりこませておしまい。

満腹です。

おしまい

お店の看板文字がなんとも味わい深い、てんぷら深町。ちょっと愛嬌を感じますが、その中身はとてつもない本格派。東京を代表する名てんぷら店です。アクセスもよいし、ちょっとした記念日のランチ&ディナーにちょうどよい値段。少しお酒もいただいて一人15,000〜20,000円。まだ食べたことのない食材と天茶を目指して、必ず再訪いたします。

どうもごちそうさまでした。おいしかったぁ…

店舗データ

営業時間 11:30〜14:00(土・日曜は12:00〜15:00)、夜は17:00〜19:00と19:30〜22:00の二部制
定休日 月曜、第1・第3日曜
URL(ぐるなび) https://r.gnavi.co.jp/hvxdgrpj0000/

【プロフィール】

30代後半、東京のどちらかと言えば東側で暮らしている美人姉妹の父。それなりに多忙な仕事と育児の合間を縫って、せっせと街や川辺や密林をはいかいしています。好きなモノやコトは、歩く、食べる、酒、旅、買いもの、本、写真、春秋、建物、007、自宅、妻子

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