コーヒーショップや個性的な店が次々にオープンする話題の清澄白河エリア。そんな清澄白河の駅のすぐそばにある清澄庭園までの、楽しくてわかりやすい行き方と、カフェなどの絶対に行くべき近くのオススメスポットを紹介します! 清澄庭園自体の紹介は、こちらの記事をどうぞ。
- 清澄庭園までのアクセス ※オススメ
- 清澄庭園までのアクセス ※変化球
- 立ち寄り-1「チーズのこえ」
- 立ち寄り-2「ババグーリ 清澄白河本店」
- 立ち寄り-3「魚久(うおきゅう) 平野店」
- 立ち寄り-4「野菜のちから(やさいのちから) 」
- 昼ごはん-1「アライズコーヒー エンタングル」
- 昼ごはん-2「ユージラーメン トーキョー」
- 昼ごはん-3「ギフト・ラボ ガレージ」
- 夜ごはん-1「鳥長(とりちょう)」
- 夜ごはん-2「ベッラ・ナポリ」
- 夜ごはん-3「紺青(こんじょう)」「鴇鼠(ときねず)」
- ついでに観光-1 旧跡いろいろ、とにかくたくさん!(平賀源内・小津安二郎・松尾芭蕉 )
- ついでに観光-2 ざっくりだけど、門前仲町!
- ついでに観光-3「リュウロ東京清澄」
- そのほか、近くの立ち寄りスポット
- おしまい
清澄庭園までのアクセス ※オススメ
「清澄白河駅」から、歩いて約5分
清澄庭園は、その名の通り江東区清澄にある東京都の指定名勝。敷地が広くて地図では入口が少しわかりにくい(左上ですよ)のですが、東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線の「清澄白河駅」が最寄り駅。地上出口は[A3]。
向かいのビルにかかる、妙な勢いと説得力のあるでっかい懸垂幕を横目に、右方向へ。
威容…
すぐ見える交差点で交わるのは清澄通りと清州橋通り。この交差点を隅田川の方向(左折)に渡ります。
少し進むとローソンがありますが、清澄庭園までの間に他にコンビニは無いので、飲み物などはこちらで入手。さら1~2分進むとすぐにデニーズが見えてくるので、その手前を左折。そこから30秒ほど歩くと左手にあるのが清澄庭園の入口。
デニーズまで行かなくても、適宜横道を左に曲がっても大丈夫。私は、だいたい↓この道を通り抜けちゃいます。平身低頭で。
あっという間に到着です!
奥に見えるのが管理事務所。清澄白河庭園グッズ!なんかも販売しています。手ぬぐいかわいい。
清澄庭園までのアクセス ※変化球
庭園をぐるりと逆回り(時計回りで入口へ)
目的地にすぐ着いてしまうのもちょっと寂しいという人(いるのかな…)は、
庭園の敷地をぐるりと時計回りに、わざと遠回りするのも一興です。清澄通りと庭園に挟まれて軒を並べる清澄長屋には、個性的で小さなショップがどんどんオープン中。
例えば、植物で埋め尽くされたファサードが印象的なフラワー&プランツショップ「LUFF(ラフ)」
いつ空いているんだか不明ながら、オープン時は常にお客さんだらけのパン屋「Oval」
居心地の良さと苺ソースがかかったミルクプリン(美味!)が魅力の「Café清澄」
などなど、気になるスポットがギュギュっと集合。下で紹介する「ユージラーメン トーキョー」もこの並び。
あまりの立派さに歴史的な建造物を再利用しているのかと思いきや、もともと1909年に東京市立図書館として設立されたのだとか。今の建物は平成になってから建て替えられたものだけど、館内には、かつての建物の雰囲気も残っています。図書館として100年以上(!)もの歴史を持つ深川図書館。家の近くにこんな図書館があるって幸せだなぁ。。
道を挟んで図書館の向かいには「ババグーリ 清澄白河本店」、少し先に「アライズコーヒー エンタングル」、映えある清澄白河のおしゃれトライアングルはここで決定。
「アライズコーヒー エンタングル」の先に見えてくる清澄公園(庭園じゃなくて、入園料不要の公園)の手前を右折、清澄庭園と清澄公園の間の道を左に蛇行しながら250mほど歩いて、清澄庭園の入口に到着です!
この角を、右へ
庭園後、都バスで湾岸ワープ
森下〜清澄白河〜門前仲町という都営大江戸線タテ3駅の深川エリアから、一気に江東区の臨海イマドキエリアへとワーーープ!ができる休日限定の都バス路線、その名も[急行06]。なんかカッコイイ。エリア88、部室(写真部)で読んだなぁ。
清澄長屋向かいのローソン前にあるバス停「清澄庭園前」からは、なんと停留所2つで豊洲、3つで話題の新市場、4つでビックサイト、5つでパレットタウン!へと行けちゃいます。
都バスなので、料金は当然定額の210円(IC利用206円)。この選択肢を知っていると、プランの幅がググッと広がる(かも)!?
1時間に2本くらいの感覚で走ってますよ。
立ち寄り-1「チーズのこえ」
北海道のナチュラルチーズ専門店。
庭園入口からは少し遠いけれど、逆回りルートだと立ち寄りやすい好ロケーション。道内の100を超えるチーズ工房の中から選びだされた約40の工房から生み出されたチーズを毎日入荷していて、のぞくたびに新しいチーズとの出会いがあります。
と言っても私の目的は、ほぼソフトクリーム。笑 一部のSNSでは東京No.1とも言われるみたいですが、ナンバーワンかどうかはともかく一度食べる価値はある、真っ白で濃厚で、かつさっぱりとしたあと味の、プレミアムソフトクリームです。小さめサイズもうれしい。
立ち寄り-2「ババグーリ 清澄白河本店」
清澄庭園のすぐ南、春は桜で埋め尽くされる仙台堀川沿いに建つヨーガンレール本社の1階部分が、ババグーリの専門ショップになっています。
洋服やテキスタイルはもちろんだけど、オーガニック素材の収納アイテム、食器や調理道具など、暮らしの中で使える賞品も並んでいます。もう何度も行っているのに、重い重い扉を開けて中に入る瞬間はいまでも少しドキドキします。実はまだ一度も買い物をしたことがないので、いつか、なにか、いい感じの道具をここで手に入れたいです。笑
有名な“ヨーガンレールの社員食堂“も、ここの2階にあります。
立ち寄り-3「魚久(うおきゅう) 平野店」
粕漬、好きですか? はいかいちゃんは大好きです♥。 そんな粕漬好きなら誰もが知る名店「魚久」の工場併設ショップが、ひっそりと清澄白河の奥で営業しています。
ここで買うべきはもう完全にこれ一択、「切り落とし」、756円!!!
ぎんだら、さわら、さばなどの粕漬スターの切り落としがアラカルトで10コ以上入り、コスパ抜群。はいかい家では、ひとつずつラップに包んで冷凍してあります。一切れだけでも、ごはんのオカズに酒のアテにと大活躍の、超優秀スペシャルサンクスな常備食です。
1日2回(11時、15時)、限定数のみの販売。
土曜の午前などはズラッと行列ができて買えなくなってしまうので、到着時間には余裕をもって。過去何度、涙を飲んだことか…
立ち寄り-4「野菜のちから(やさいのちから) 」
前に紹介した「チーズのこえ」の姉妹店が、「野菜のちから」。日本全国から取り寄せた美味しい野菜。そして、東京近辺の人気の人気パン屋からセレクトしたパンが、日替わりで売っている知る人ぞ知るお店です。
ここは本当に穴場。ここに、パーラー江古田やツォップのパンが売っているなど、誰が知っているというのでしょうか…
昼ごはん-1「アライズコーヒー エンタングル」
同じ清澄白河の人気店「アライズコーヒー ロースターズ」の2号店。1号店のオーナーは、メトポのポスターにババーン!と出ているみたいっすね。笑
それはともかく、清澄庭園とセットで行くならエンタングルがおすすめ。1号店よりも広くて、サンドイッチやスイーツなどのフードも買えます。テーブルもあるしね。いつも混んでますが、入れれば居心地が良いのです。
バゲットサンドも美味しいのでランチ利用もできるけど、私はブラジルプジン(プリンじゃなくてプジン。でもプリン)がお気に入り。たまに午後フラット立ち寄った時に一切れだけ残っていると、テンションあがります。
3〜5種類くらいあるサンドイッチも、どれも美味しいですよ。頼めば温めてもくれます。
昼ごはん-2「ユージラーメン トーキョー」
2018年10月に清澄長屋の一角にオープンした、ニューヨークのブルックリンに本店がある謎のラーメン屋。
なんだかよくわからないけれど、“マグロ(ツナ)出汁”のラーメンということで、メニュー名はツナコツ、スパイシーツナコツ、裏ツナコツなど、ツナ縛り。ツナで縛るってなんだかドキドキしますね。笑
トリッキーな味かと思いきやそんなことはなく、日本人好みの魚介濃厚系です。とはいえマグロのコンフィや炙りベーコンなどのトッピングはガツンとパンチのある味わいで、そのあたりが外国人にもうけるのかなーと思ったり。
ランチとは別のディナーメニューもあるようです。ちょっとお酒を飲みつつの食事もできそうなので、夜ごはん利用もありかもしれませんね!
昼ごはん-3「ギフト・ラボ ガレージ」
「清澄白河駅」徒歩すぐ、清州橋通り沿いにある清洲寮1階に入っているカフェ&ギャラリー(でいいのかな?)。
デザインスタジオの用途を拡大して、カフェにもギャラリーにもショップにもイベントスペースにも使っちゃおうー!という感じなんですが、フードは新潟県十日町の「山ノ家 Cafe & Dormitory」(公式サイト)で出されている人気メニューが食べられるなど、なかなか侮れません。
もう少しだけ座り心地のよいイスならもっといいのになーと思いつつ、駅も近いので使い勝手がよいです。飲み物も美味しいし。
夜ごはん-1「鳥長(とりちょう)」
清澄白河交差点のすぐ北を流れる小名木川を渡り、100mほど歩いてファミリーマートの角を右に折れると高橋のらくロード。あまり人通りは多くないですが、この通り沿いには老舗かつ今も人気の飲食店がしっかりと根を張っています。
「鳥長」は、名前からイメージできる通り焼き鳥が名物の下町居酒屋。入口をくぐると、下町らしくパリッと威勢のいい声で、大将が迎え入れてくれます。
串焼きもジューシーでボリューミー、その他の居酒屋然としたツマミたちもあるべき姿でそこにあり、真っ当で元気で気持ちの良い居酒屋です。グループもよし、一人もよし、惜しむらくは閉店がちょっと早いその1点。
夜ごはん-2「ベッラ・ナポリ」
粕漬以上にはいかいちゃんが大好きなのがピザ、それもナポリ。「ベッラ・ナポリ」は東京都内でも屈指の有名店。はじめて訪れたのは森下に住んでいた学生時代。もう何年前だか… 気が遠くなっちゃう。
それはともかく、地味なロケーションということもあって、予約無しでも早い時間ならそこそこ入れるのがいいところ。西側の有名店はそんなの絶対無理ですよね。ピザはとにかく、マルゲリータ、マルゲリータ、マルゲリータ。
はいかい家では、諸般の事情により店で食べるのが難しいので、テイクアウトを多用しています。 200円?くらいの箱代を払えば、あとは店のメニューと同料金。そのへんの宅配ピザよりおトクで超美味しい!
受け取った瞬間からの自宅へのダッシュが少しつらいけど、これは本当にオススメ。ご近所の特権。
こちらも「鳥長」と同じ、高橋のらくロードにあります。
夜ごはん-3「紺青(こんじょう)」「鴇鼠(ときねず)」
清澄白河で日本酒を飲むならこの2件。同じ建物の1階が「紺青」、2階が「鴇鼠」です。オーナーは同じですが、食事をしっかりするか、飲み物中心でいくかで使い分けられます。
はいかいちゃんは、どちらかと言うと「鴇鼠」派。日本酒のみならず、ビールや焼酎、珍しいスピリッツなんかもいただいちゃいます。そして、どうしても頼まずにいられないのが、伝説の出汁巻きサンド。ケレン味あふれる頼めとばかりのメニュー名が少し悔しいけれど、食いしん坊でこれをスルーできる人っているんだろうか。笑
ついでに観光-1 旧跡いろいろ、とにかくたくさん!(平賀源内・小津安二郎・松尾芭蕉 )
清澄白河は、つまり深川。江戸やもっと昔の時代から続く、古き良き下町エリアです。
当然ながら周囲には名所・旧跡がたーくさん! ひとつひとつ巡るとキリがないけれど、話のタネになりそうなところはチラ見しておいて損はないはず。と言うか、見ないと損。
清澄庭園から徒歩5分圏内のオススメは、「平賀源内 エレキテル実験の地」「小津安治郎誕生の地」「陸奥宗光邸宅跡」「採茶庵跡(松尾芭蕉)」「滝沢馬琴生誕地」。ほら、だんだん行きたくなってきた。
芭蕉はこの「採茶庵」跡から、奥の細道の旅に旅立った。隣に座れとばかりに芭蕉が腰掛ける縁側は、絶好のフォトスポット。銅像リアルで、こども怯える。
ついでに観光-2 ざっくりだけど、門前仲町!
清澄白河から10分も歩けばそこは門前仲町。南方面になんとなく歩いていれば、気付かぬうちに着いてしまいます。せっかく深川エリアに来たのなら、その中心街である門前仲町に立ち寄りたくなるのも道理と言うもの。
参拝、買い食い、ひと湿り、門前町の愉快な雰囲気にあてられて、ついつい足取り軽くうろついてしてしまうのは、誰あろうワタクシです。
ちなみに休日の深川は、おしゃれな若者を押しのけ、深川七福神めぐりを楽しむ先輩方でいつも賑わっていますョ。
ついでに観光-3「リュウロ東京清澄」
2017年にオープンしたオシャレスポット。清澄白河の、いい感じのショップが集まるゾーンとは少し離れているから以外と後回しになりがちなこちら。清澄庭園の入口まで来たら、もうあと少し。今行かなくていつ行くんだ、ってことでぜひ行きましょう。ロケーションも、デザインも、建物も、ビールも、隅田川をわたる風も気持ちよくて、来て良かったって必ず思えますから。
私は、夕暮れが始まった頃の隅田川と清洲橋、遠くにちょこんと見えるスカイツリーが大好きです。
そのほか、近くの立ち寄りスポット
最近、清澄白河には美味しいパン屋さんがどんどんできてきています。清澄庭園の近くにも、近くにきたら絶対に立ち寄りたいパン屋がたくさんあります。
おしまい
清澄庭園は、ただ行って帰るだけだとちょっと物足りない。わざともったいぶって遠回りしたり、庭園と隣接する場所はショップから塀越しに眺めてみたり、持ち込んだパンやコーヒーを手に庭園内でのんびりしたり、ちょいと工夫をすれば、老いも若きもみんなが楽しめるとっても楽しい都心の癒しスポットなのです!
清澄庭園データ
開園時間:9:00~17:00(入園は4:30まで)
定休日:年末年始
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