LOST AND FOUND TOKYO STORE(ロスト アンド ファウンド 東京ストア)は私にとってかなり良いライフスタイルショップでした

カイモノ
カイモノ スポット

東京・富ヶ谷(とみがや)に2021年にオープンしていたLOST AND FOUND TOKYO STORE(ロスト アンド ファウンド 東京ストア)。ずっと行ってみたかったのですが、やっと訪問。老舗の洋食器メーカーNIKKO(ニッコー)が運営するショールーム兼セレクトショップ。雑華セレクトは「Roundabout(ラウンダバウト)」や「OUTBOUND(アウトバウンド)」を手掛ける小林和人さんによるものです。最高。

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LOST AND FOUND TOKYO STOREへの行き方

東京メトロの代々木公園駅が最寄りです。代々木公園駅は、ほぼ小田急線の代々木八幡駅と隣接しているので、そちらが便利な方もいるでしょう。

お店があるのは、井の頭通りからほんの15秒ほど西側に入ったところ。入り口が少しだけ奥まっているので目立ちませんが、駅も近いし迷うことはないでしょう。

近くには、フグレンコーヒーやアヒルストア、そして(私が大好きな)ナタ・デ・クリスチアノなど、ステキなお店がたくさん。ステキすぎる立地です。ここでこれだけの広さのセレクトショップができるのは、ショールームとしての役割によるところが大きいですね。都道府県のアンテナショップ的なビジネスモデルというか。

地図は最下部にあります。

LOST AND FOUND TOKYO STOREってどんなところ?

新潟の老舗洋食器メーカーであるNIKKO(ニッコー)が運営元です。店内は大きく2つのスペースにわかれていて、奥の間はこの通り、白いニッコーがズラーーーーっと陳列されています。圧巻ですね。

私自身はあまり白一色のお皿、特にくすみのないまっ白な器は買うことはありませんが、これだけ種類があるとじっくりみてしまいますね。少しずつ形が違うお皿を見比べて、それぞれの用途を自分なりに考えていると、あっという間に時が過ぎていきます。

そして手前の間が、小林和人さんによるセレクトルーム。LOST AND FOUNDというのは“忘れ物保管所”とう意味なので、「世に出てからあまり注目を浴び続けてはいないけれど、忘れてはならない大事なものたち」を集めたということなのかもしれません。

確かに、どこかで見たような気もするけれど、普段はあまり見かけることがない良い感じのグッズがたくさん。

よくみかけるものもチラホラありましたが。

レジカウンターです。ステキ。

Turk(ターク)はプレスパン。Turkといえばハンドメイド鍛造のクラシックパンが有名ですが、LOST AND FOUNDセレクトは機械整形バージョン。“あえて”感がすごいです。笑

でも、ちょっと軽いし、値段も少しだけ手頃だし、クオリティには差がないはずだと思うのでこのセレクトはとてもよいです。私ももし買うならプレスパンを選ぶと思う。無骨かつスタイリッシュな外見はそのまま。

LOST AND FOUND TOKYO STOREで見つけた、私が欲しいもの

たくさんあった、欲しいもの。

特に気になった、買う寸前のいくつかをピックアップしました。

CONTE(コンテ)のまかないシリーズ。

バットとザルとボールをセットにして使えるキッチンツールだけど、特に気になったのはまかない丸バット。現在、キャンプ用のお皿を猛烈に探しているところに、ビビビッ!ときました。これでいいじゃんと。これなら自宅でも使えるし(しかも皿としてではなく、ツールとして)、もともと探してたステンレスだし、見た目がいいし、最高。買いかけた。

これを見て思い出したのが、有本葉子さんデザインのラバーゼのプレート。アウトドア用としてはまったく頭の外にあったけど、まかない丸バットをみて「あっ!」と思った次第。

あらためてラバーゼも確認してから購入したいと思い、いったんステイ。

Hailo社のビッグボックス(ゴミ箱)です。特に気になったのは、このステンレス。またステンレス!

かつて売り物ではなくて、どこかのお店で使われているのをみたことがあるんだけど、ここに展示しているものをみて、とても欲しくなりました。ステンレスだとビカビカで存在感がありすぎると思っていたんだけど(一方ブラックやホワイトは、モノとしての存在感があり過ぎ)、むしろステンレスだと周りのものを写し込んでくれるせいで、存在感が逆にない!

考えてみれば当たり前のことなんだけど、これは発見でした。

置き場所を工夫すれば、このサイズでもあまり気にならないかもしれない。小さすぎるゴミ箱は嫌(ゴミの回収頻度が高すぎるのは嫌…)だけど、ゴミ箱が主張しすぎるのはもっと嫌、という私。一筋の光を感じました。家で来てから色々検討してみよっと。

JEAN DUBOST(ジャン・デュボ)のマグネティックナイフブロック。つまりナイフスタンドです。

我が家を長年悩ますナイフスタンド問題。常にネックになるのが、長い長いパン切り包丁。でも、このナイフスタンドなら大丈夫。下端に刃先が当たらない位置でピタッとくっつければいいんだから。

よくある壁面にマグネットでくっつけるのは、妻が「なんだかこわい….」というのでアウトなんだけど、くっつけるところが木製なら少し柔らかい感じでOKが出るのではと。あんまりかわらないかな? 要確認。

Arteinolivoのソルト・ペッパーミル。イタリア製です。その名の通り、オリーブウッドの専門メーカーで、イタリアでせっせと職人が作っていることで知られている知る人ぞ知る人気メーカー。私もカッティングボードは知っていました。

ソルト・ペッパーミルは初めて見たけど、これはよい。置いてあるだけで様になる。そして、何処と無く柔らかい質感で、持った瞬間に「これ欲しい…」と思わせる魔力があります。これ欲しい…

6,490円(税込)というお値段が少々引っかかるけれど、そうそう買い替えるものでもないし壊れるものでもない(と思う)し、一生物と考えれば悪くはないか。家族会議案件。

Arteinolivoのカッティングボード欲しい。オリーブウッドの、メンテナンスが一筋縄じゃ行かない感じがいいんですよね。ズボラなので、持ち主としては不適格かもしれませんが…

こんなところかな。

ほかにもいろいろ欲しいものはあったけど、いままさに欲しい、と思っている心にピタッ!とはまったのは以上4点。少なくとも半分は、いずれ自宅に招き入れることになるでしょう。

このミニマルなガラスのティーカップも欲しかった。

紅茶ってあまり飲まないんだけど(妻は飲む)、このカップで飲みたい。

出産祝いっていつも悩むけど、これは良いかも。ハラペコアオムシが嫌いな親子はいないでしょう。エリック・カールって、とにかく響きがよい。

店舗データ

公式サイトから転載

東京メトロ千代田線代々木公園駅から徒歩3分・小田急線代々木八幡駅から徒歩5分
営業時間 11:00〜19:00
定休日 
火曜

記事を書いての途中に気が付きましたが、オンラインストアもありました。

オンラインストアはこちらからどうぞ
LOST AND FOUND 長く愛用したい日用品が見つかるお店
LOST AND FOUND(ロストアンドファウンド)は、 「忘れられてしまった大切なものが見つかる場所」。キッチン・テーブルアイテム・陶磁器・日用品・園芸品・バス用品・仕事用具など、長く愛用できる数々の品を取り扱っています
【プロフィール】

30代後半、東京のどちらかと言えば東側で暮らしている美人姉妹の父。それなりに多忙な仕事と育児の合間を縫って、せっせと街や川辺や密林をはいかいしています。好きなモノやコトは、歩く、食べる、酒、旅、買いもの、本、写真、春秋、建物、007、自宅、妻子

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